熊本地震復興支援TRPGコンベンション 『#復興コン』[2017/04/29-30]
くまもと県民交流館パレア 9F 会議室1(会議室2、10F 会議室8)
2017年4月29日、30日に熊本で行われた #復興コン への参戦記録です。
感想というかなんというか。
主催の同田貫さんを初め、スタッフの方々や今回関わったすべての方に感謝致します。
またこのイベントにかかわらず震災の被害を受けた方々の復興へむけて、少しでも足しになればと願うばかりです。
この規模で大きなトラブル無く終了したので素晴らしいと思うわけです。
また同田貫さんの巻き込み能力はすごいなーと。
いいところとかは他の方がたくさん書く事と思われます。
自分の感じた所を勝手に書くスタイルです。
●良かったとかのポジティブな方
・会場分割
今回プレイする部屋は3つの部屋に分かれていた。
人数規模としてDACの2013や2016とほぼ同じでした。
DACで国際会議室一部屋でやった場合の声の聞こえにくさを考えると、プレイするには分けた形がやりやすかったですね。
スタッフの管理が大変な事も含めてデメリットもあるかと思いますが、良かった点としてあげておきます。
(まあ後から規模が大きくなって増やしたと思われますが)
・スタッフが多い
これは素直にうらやましい。
何より変わらず熊本内の仲がいいのがすごい。
福岡とかからもスタッフ参加居たようですが新幹線も含めて交通の便でもうらやましい。
・地勢的環境
駅、市電、バスなどの遠方から来た人が集まる手段がある場所にこの規模でイベントを開ける会場があるという条件。
ついでに繁華街への近さも含めて。
KKFの会場であるはあもにいもそこまで熊本市街から遠いわけでは無いけど、今回のアクセス条件は圧倒的にでかい。
そもそも飛行機にせよ、新幹線にせよ遠方からのアクセスは非常にいい。
この点は福岡、熊本ラインが圧倒的。
・この距離、規模でのゲスト参加イベント
ここ大分でプレイしている限り中々ゲストのような方がいるイベントに参加する事が難しいです。
また特定の方向だけに偏ってないので、このように様々な方向の人が一気に来るイベントがあると遠方の人間は行きやすいのかなと。
実際大分から参加した人もサインとかもらって回ってる人が複数いたし。
大分から参加した人でもゲスト卓に入れた人が結構いたようなので良かったですね。
熊本はなんとかすれば参加出来る距離ですし、今回大分からも結構な人数が参加していたので今後も参加しに行く人が増えるといいなと。
●自分の失敗部分
・シナリオ選定
今回は#復興コンという通常とは違うイベントとして認識していたので、パスファインダーを分かっている人が来る可能性を考えてしまった。
また初めての人でもパスファインダーの世界観まで求める層が居るかなと。
なのでオリジナルでは無く、シナリオを。しかもフリー公開では無いものを選んでしまった。
正直今回の時間とかを考えるとコントロールし易いオリジナルの方が良かったか。
初めての人にパスファインダーの戦闘を体験してもらう感じを主軸にしてもよかったか。
DACで連日卓を知っていたので、こちらで連日卓やってもよかったかも。
・コンベンションの仕組みを読み違えた
規模感が近いDACを基準に考えていたが、そもそもが間違いだった。
予約とか事前の期間とかを同じように考えていたが、まあそんな事は無かった感じ。
基本キャンセル待ち以外の当日参加が無いシステムだったので事前にプレイヤー決まると思ってた。
なのでエントリーの卓紹介に事前キャラ作成だの情報出しなどを書いてしまったが完全に無駄情報となってしまった。
当日プレイヤー決定と考えればスタートは遅れる事は予想出来るし、あんなにゲスト来てるんだからトークショーで時間が区切られるのも当たり前。
この辺りシナリオ選定にも絡むが、事前に情報を出す前提で序盤から中盤にかけて戦闘が発生しないパターンのシナリオを選んでいた。
結果的には失敗だったなーと。
・初日の昼食
ムリしてでも同卓になった方と行きたかったなー。
・パスファインダーの需要確認
あまり出来なかったなー。
様々な方から「完全アウェーの状況で頑張って下さい」と送り出されたのですが。
実際この不利な環境下でどのくらいパスファインダー需要があるのか。
九州内ふくめてプレイされている方が居るのかは確認したかったが。
D&D系をやっている方は若干なり気にしてくれていたようですが。
●(個人的に)イベントとして気になった部分、ネガティブな方の感想
・プレイヤー決定プロセス(の開示)
これだけの規模+ゲスト多数のイベントなので今回の決定方法の仕組み自体はトラブルを減らす意味でも有りだとおもいます。
ただこの規模のイベントで決定方法が当日まで出ないままというのは・・・
こういうイベントなので正直書くのはためらう所なのですが、復興の旗印で集まって無かったらトラブルが発生しかねないポイントだと思います。
実際マスターエントリーして他のマスターさんも把握してなかったようでしたし。
流れとして規模が想定より大きくなったんだろうなというのも分かるのですが、通常熊本に来ない人が多い中なので事前に開示していた方が安全な気がします。
もちろんクラウドファンディング特典がある事は参加者承知のはずなので、開示していてもそこまで問題にならなかったと思う所です。
・名称や場所関係の呼称
卓番号という呼称が統一されていないので混乱を招いていたと感じました。
名称を分けるか、どちらかを「ABC」や会議室名を入れた「1-1、8-2」などの違うものにするなどにした方が良かったのでは。
・卓分けに関しての事例
上記の名称にも絡む所で、今回発生した事例をここに書いておきます。
事前にサイトで希望卓を考えてサイトに書かれた順番の番号で記入、当日の卓番号と違っていて当卓に入った方が居ました。
無用なトラブルを減らすためであれば固有の情報は極力ぶれないように、切り分けて統一する方が安全な気がします。
当人納得して入ってくれたので良かったのですが。
・ゲスト卓の配置
ゲスト卓が奥に固まって居たのは勿体ない。
まあさすがにゲストを別室に振り分けるのは管理上厳しいとは思うが、折角入口側はガラス面だったのでそちらに近い側にもゲスト卓があると他の部屋での参加者が邪魔せず見れるかなと。
まあそれでも自分は見る余裕無かったですがね。
・日程(あくまで個人的愚痴ですよ)
そうあくまで個人的には・・・DAC大阪と重なり、今回は先出しの復興コンに参加しましたが。
いやどっちも重ねるなよと。(結婚記念日と)
その結果その後のほとんどのGWは家族サービスとなりました。びっくりするほど何も出来ぬ。
綺麗な挨拶の方は冒頭に書いたので残りを。
まあ運営の何にも関わってない上、骨折して手伝いどころでは無かった自分が書いてもなんやねんと言われそうですが。
大変な労力をかけて運営して頂いているのは理解しているので、仕方ない部分も分かっているのですが。
まさかもう無いとは思ってますが何かこの先にあるのなら、より良くなって欲しいという考えからあえて書かせて頂きました。
イベントの内容からしても完全にアウェー、場違いな大分の情報とパスファインダーをエントリーという無茶をやらかしました。
しかも骨折が完全に治らないままという条件の中でしたが。
でもこういうイベントに出てくるようなものでは無いシステムでの参戦はバリエーションの豊富さと言う意味での地域性を見せる事が出来たらいいなと。
(その意味ではもう一人大分から旧天羅万象という余所ではニッチなシステムがあったので。)
まあ色々書きましたが、大変楽しませて頂きました。
本当にありがとうございました。
被災された方々へお見舞い申し上げると共に、一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。