大分混成TRPG-Convention237[2025/08/03] ホルトホール大分410号会議室
暑い日が続いていますが、イベント当日も暑い一日でした。
会場に到着して汗だくになりながら、本日最大の仕事である空調のONを行いました。
天候の影響もあったためか、今回は参加見合わせの連絡が多数あり、参加人数は少なめでした。
このような状況でも参加してくださった皆様には心より感謝いたします。
会場の自販機が電子マネー対応に変わり、例のアプリの自販機認識も改善されたように感じました。
最高額の商品がコーラで、190円という設定には驚愕しました。
今回のコンベンションは、エントリー2、成立2でした。
エントリー内容はこちら。
▼プレイに関して
• 1) ソード・ワールド2.5
◦ 卓が無事に立ちました。
◦ つつがなく進行し、キャラクターも立っていて良かったとの報告がありました。
• s1) パスファインダーRPG 2e
◦ 今回は1on1(マンツーマン)の状態でプレイされました。
◦ 最終的には双方で2キャラを作成してのプレイとなり、プレイヤーキャラクターはモンクとファイターでした。
◦ NPCとしてウィザードとレーシーのクレリックが参加しました。
◦ シナリオは、8つの山が連なる八山連峰が舞台です。農作物が矢のような酸性雨にさらされ、農家が破産状態に陥っているという状況でした。
◦ 調査のため、パーティーは3番目の山を訪れます。
◦ 洞窟内で敵集団と裂け目を挟んで対峙し、開幕で相手の「ダークネス」によりNPCキャスター陣は闇の中に包まれますが、ターゲットにならないためそのまま進行しました。
◦ 敵は「コースティック・ブラスト」(小さな範囲に飛散する酸の塊を投げつける攻撃)や、弓矢隊による最大八本の矢を放つ攻撃を仕掛けてきました。
◦ モンクとファイターは冷静に回り込み、途中「闇落ちチャンピオン」が動き出しますが、モンクも突き進みました。
◦ 突き飛ばしでゴブリンを裂け目に落とすなどの戦術も見られました。(闇落ち)
◦ 戦闘中、裂け目の闇から「シャドー」が登場し、頑張りクリティカルで「影盗み」で「スポーン化」まで持っていきました。病気ではないもののギリギリ「闇に病み」状態。
◦ 最終的に敵を倒しきって終了しました。
◦ 結果的に「矢酸」も「矢サンダー」も発射されず、錬金術酸の瓶が発散することもありませんでした。
◦ 旧版のアシッドアローのイメージから名前だけではない変化を知る。
◦ 「ダークネス」エリアにいた「クローカー」は顔を見せるに留まりました。
◦ フォントにもよるが漢字の「八」が山に見える…というマスターの病み具合。
▼モニターの保護に関するテスト結果
前回テストを開始したモニターの保護材について、今回も検証しました。
アクリルが最も良いことは理解しつつも、あえてそれ以外の素材を模索しています。
• 試された素材:
◦ ダイソーのつや消しPP板(0.75mmと1.0mm)
100円ショップで入手できるのがメリット。
厚い分1.0mmのほうがサイズが小さいため、1枚で2面カバーできない。
なので1.0mmは液晶面ぴったりにカットして面につくようにした。
0.75mmははみ出しているが、ホワイボードマーカーを使ったときに端っこで事故がおきないようにしたいため
◦ エンボスクリアファイル(A4サイズだが開いて使用)
クリアファイルでもエンボス加工があり、厚みは0.09mm
こちらも100円ショップでの購入でエンボスタイプはA4しかなかった
圧着部をカットして開いた状態で2枚使う。
折り目は残るが、マップのグリッド部分に当てることで対応予定
◦ デスクマット つや消し
ハンズマンで購入 商品名「テーブルクロス クリスタル」
塩ビ樹脂の1.0mm厚で片面は加工、片面はつるつる
◦ (参考)まな板シート
まな板用なので片面は加工、片面がつるつる
案外軽い、薄いなのでこちらもお試ししてみたがさすがに厳しかった。
◦ 押しつけ対策
モニター2面目側は浮いているので、傷防止パッドを敷く。
2枚でちょうどよかった。
・今回の検証範囲
今回のテストではデスクマットが一番ましかなと思いました。
• 確認された課題:
◦ どの素材でも想定より乱反射で見にくいという問題が残ります。
写真にもとったけど、上からならまだいいが席に座った角度からは見えなくなる。
◦ 特に天井のLED照明の反射が最大のネックであることが現地確認で判明しました。
◦ 紙マップに比べてのマップの狭さを改めて感じました。
◦ 軽量化を目的としてマップの出力は1台の端末で運用を試みましたが、ルール確認、記録、マップ表示を1台で全て行うことには様々な問題が発生することが分かりました。
◦ マップの全体把握のため、等倍マップとは別に全体マップを表示しましたが、この方法だとウィンドウの配置のしやすさからタブレットはあまり適していないという結論に至りました。
◦ 板に関しては今回入荷が間に合わなかったものもありますが、反射するならつや消しでなくても良いかもしれない。なので根本的に考え方を変えて別なものを用意してもいいかもしれない、と感じています。
◦ 試験的に試すものが多かったため今回は重量がかさみましたが、今後はもっと減らしたい意向です。
◦ 最終的にはアクリル板が良いという結論になる可能性も考慮しつつ、もう少し様々な選択肢を検討する予定です。
▼イベント全体
今回は暑さもあって参加人数が少なめでした。
少ない中でマスター準備してくれていた方もいてありがたい。
来月もまだ暑い時期が続くと思われます。
会場でではありませんがスタッフも熱中症になったなどもありましたので参加される皆様も無理をしないよう注意してください。
参加可能な方は来月もどうぞよろしくお願いいたします。
ではでは。