【レポート】大分混成TRPG-Convention247[2026/06/07]

大分混成TRPG-Convention247[2026/06/07]
ホルトホール大分410号会議室

2026年6月の大分混成TRPG-Conventionです。

前日の予報では、開場時間近辺は強い雨になるとの情報が出ていました。
当日は雨のピークタイムが若干ずれたようで、雨ではありましたがそこまでひどくは降らず、無事に開催できました。
それでも、朝イチの会場の地下駐車場は入口から長蛇の列でした。
自分もそうですが、荷物の積み下ろしをする方もいるからでしょう(会場地下駐車場は30分は料金がかからないため)。
当日はホールで子供向けのイベントもあったようなので、その影響もあったのかもしれません。
駐車場難民の方々のことを気遣い、オープニングは少しだけ時間を粘りました。
まあ前回がゴールデンウィークで予想より多かったですが、最終的にはいつもの感じ。

そんな今回はエントリー2、成立2という結果でした。

エントリー内容はこちらです。

 

1) 金平糖さんの『クトゥルフ神話TRPG』6版です。

6版の人気は根強いですね。
今回は危機回避能力の高いプレイヤー達がうまく立ち回り、生存したとのこと。
それでも結構SAN値が減ったとの事ですし、隣から聞こえる限りでは色々あって楽しんでいた様子でした。

 

 

 

S1) 『パスファインダーRPG 2e Remaster』卓
「今年のことは今年のうちに立てておきたい。」をここで投入です。

パスファインダーですからファンタジーです。
ピンクや黒っぽい玉とか、オレンジ色のずんぐりむっくりした姿に癒されたりする。
たまに星をたたき割る、
間違いなくファンタジーですね。

『カービィのエアライダー』発売に浮かれて「きょうしゅう編」をやったのが2月。
今回は「チカライド編」です。
上から見たから「ウエライド」。
地下でも乗っちゃう「チカライド」です。
残念ながらライダーではなくライドです。ダー。
なお、攻略本を読むと今回起きるギミックが何かわかるという仕様。
まあ、分かったところでなんともできないわけですが。

●プレイ
サンプルキャラクターは基本4職のうち2キャラを出力し、もう一つは初心者用としたキャラを用意しました。
シートに記入する時間もなく、テキストでの出力のみとなった
使うキャラをシートに書き写してもらうことになりました。
ウィザードを使ってもらうことになってシートへ書き込んでもらっている最中に、大変な指摘を受けました。
なんと所有アイテムにオリジナルアイテムが入っているのです。
データのミスなど色々チェックして何回も頑張ったつもりでしたが、こんなチェック漏れが残っていたとは。
(※AIに関するトピックは後述の項目へ移動しています)

嘆きつつ、他にはやりたいキャラクター像がしっかりしている方もいたので大変ですが、一から作成してもらいました。
ケンタウロスのファイター、エルフのローグ、人間のウィザードとなったので、NPCとしてドワーフのクレリックを加えました。
周りに癒しを振りまく存在なので、名前を「和ドーフ」に。ずんぐりむっくりしたフォルムは同等と判断。
この結果、想定以上のワドルディっぷりを発揮することになろうとは、この時は「ほへっ」と何も考えていなかったのでした。

ブロッサム(ケンタウロス / ファイター6)
ミツキ(人間 / ウィザード6)
ブニー(エルフ / ローグ6)
和ドーフ(ドワーフ(ワドルディ) / クレリック6) [NPC]

●セッションの様子(チカライド編)
街の上流、山間部に大雨が降ったにも関わらず、川へ水が流れてきません。途中の地下水源付近にある水門を開けないと決壊して大変なことになるということで、パーティーに依頼が来ました。

まずは街での情報収集です。
地下に行かずに水門を開閉できるようになっているため、街の職員が向かいましたが、壊れて開閉出来なかったとのこと。
さらに、何かトラブルがあっておじいちゃん職員1名が川に流されて来ました。危険だと判断して冒険者に依頼したそうです。
早急に地下の最深部に行って水門を何とかする必要があります。
水門は複数方向の流れを分水する用途もあり、一方だけの開放は危険。
もちろん決壊しても危険です。
さらに周辺ではヴァンパイアの生息情報も。
水門へと続く地下にはトロッコレールが張り巡らされており、これを使えば最深部へ向かえるようです。

現地へ向かう途中、草むらに隠れる職員2名を発見。
なんでも、肉の塊のような何かに襲われて逃げてきたそうです。デヴィルっぽい特徴の情報だと確認した上で、水門修理のために同行してもらうことになりました。

さらに進むと小屋の跡に到着。
かなり昔使われていた小屋は今は使われておらず、門や扉なども外れています。そんな壊れた扉の戸板が、たまたま地面に置かれています。
ここで職員さんが、「その位置にある井戸を下ると正規の入口よりも最深部に近い位置からトロッコに乗れるため、ショートカットポイントになる」というおじいちゃん職員からの情報を披露。
しかし、戸板とその下を見ると血痕が。外ではなく内側に向かってついているため、何かが引きずり込まれたような痕跡だと判断されました。
戸板をどけるために筋力〈運動〉判定が必要です。外した下の井戸から顔を出したのは、チュールです(チャオではない甲殻類の方でした)。

※戸板、井戸といえばキャリオン・クロウラーですが、あれは権利モンスターとして消滅。2eにいるチュールを投入しましたが、こちらも権利モンスターなのでRemasterでは消滅してます。(2026年6月7日現在)

気軽な感じでチャオとあいさつしたものの、不意打ちできなかったうえ、イニシアチブ負けしたことで集中砲火を浴びることに。
先手を取ったブニーの急所攻撃やミツキのライトニング・ボルトなどが走り、ターンが来るまでにHPが半減。
チュールの麻痺でブロッサムが動けなくなったものの、その間にさらに集中砲火をして倒し切りました。
幸い大型のチュールが出てくるほどの井戸なので、大型のケンタウロスでも通れるという理論から井戸を下ります。

トロッコレールとトロッコを発見。
ここから今回も追撃のサブルールとなります。いわゆる技能チェックというか、チェイスルールですね。
トロッコは手押しなしなら4人、手押し役がいるなら2人乗れるという親切設計。もちろんチェックに失敗するとミミックに当たるという「真説(親切)設計」でもあります。
筋力的に、ブロッサムと和ドーフが手押し動力側に乗る事になりました。

開けた場所を進んでいくと、立体交差するようにトロッコレールが通っています。
顔見世のように、前方や後方を疾走する連中を確認できます。「オルト」という肉の塊に手押しトロッコを押させて進むのは「ヴォルディーネ」。
デヴィルたちです。彼らは炎には強いですが水は来てほしくないため、水門を閉める、またはアジト以外の別の方向へ流すことを目的としています。

その次には、謎の四角い箱と無人の手押しトロッコが、無人のまま動いているのを見つけます。
そして次には、トロッコにキノコが乗っています。
キノコが手押しトロッコを必死に押しているのです。
「ファンガス・レーシー」です。
水門を閉められているキノコたちは水(湿気)が必要なため、水門を開けるべく彼らも最深部へ急ぐのです。
あのサークライさん 「キノコも、だれでも最終地点に向かうことができます。」と言っていたので。きっとイケる!

さらに進むと、前方から転がりくる大岩。
前の組の反応セーヴや後ろの動力組の運動判定などでよけます。華麗によけた先には、大岩を投げる大きなアース・エレメンタルが。ガレ……(検閲)
まあ見なかったことにしつつ先に進むと、レールの先に水が見えます。間欠泉です。
ここ大分の民は竜巻地獄といえば「あぁ……」という反応を返してくれるくらいには簡潔な説明でよい。
ここでは秘密の横穴へのショートカットが可能だったのですが……ブロッサムがダイス目「2」からのヒーローポイントを使用して「1」の目を出すという(ゲームの進行としては)すばらしい対応を見せる。
一方で、もくもくと働く和ドーフ。
地下労働はお手の物なのです。
結果としてショートカットはできませんでしたが、着地はきれいに成功。
そのまま進むことに。

最深部に近づくと、トロッコレールが並走し合流する方向に。
キノコたちと並走するタイミングで交渉を持ちかけます。ブニーが初見でも強つよの能力で交渉し、水門開放には職員さんが必要ということもあって協力関係を結ぶことに成功。

そして水門前の最深部へ。地面の土色が違う最終ステージです。
先行していたヴォルディーネとオルトが水門に近づいていました。今回もイニシアチブを取ったのはパーティー。
ミツキのライトニング・ボルトがまたも弾けます。
4d12であれだけ二桁ダメージが出たら……オルトも1体が吹き飛び、もう1体も虫の息に。
ヴォルディーネにもズバッとダメージが入ります。
キノコたちもヴォルディーネを囲み、職員さんを水門に向かわせるように動こうとします。

さらに後方から遅れてきたワゴン・・・ではなく、謎の四角い箱は棺で、無人の手押しトロッコに押されて到着。
中身はヴァンパイア・スポーンです(ちなみにこの名前は2eまでで、Remasterでは「ヴァンパイア・サーヴィター」になっています)。
ヴァンパイアの命令で下流に水が流れるのを阻止することを目的としており、実際に水門を閉めて壊したのはやつだったのです。
途中の流水を越えるため、棺に入って移動していました。
手押しをしているのはアニメイテッド・オブジェクトの「ブルーム」です。
彼らのおかげで自動で進むものの、筋力値が0でありほかのチームより遅かったのです(オルト、ファンガス・レーシー、和ドーフはすべて筋力+2、ブロッサムが筋力+4)。

さらに地面が大きく振動し、這い出るように飛び出すサメのような弾丸。
まるでハイドラのような登場をかましたのは、この地のUMA……こと「ブレイ」だ! ブレイも2eまでは登場したのですが、Remasterではまだ登場していません。

ここまでにオルトをすべて倒されたヴォルディーネの反撃はダメージが伸びず、ブレイに巻き込まれたり。
この混乱に乗じて(?)、ブロッサムと和ドーフが牽制しながら物を投げてブレイの気を逸らしたりします。
何とか壊された水門を直し終わり水も流れ始めたため、撤退を決定。位置的に届くブニー、ミツキの移動、杭出し、そして「たたく×3」でヴァンパイア・スポーンを封殺。
キノコや職員をうまくトロッコ側に逃がし、ブレイをより遠方へ逸らすことで全員撤退に成功しました。
何とか決壊の危機を脱しました。
他の場所にも流すことで事なきを得たはず。
もちろんほかの方向に何があったかはここでは言及しませんが。
結果、無事に解決ということで終了となりました。

●完走した感想
今回、ファイターが「1」の目やその近辺の目を出すことが多かったですね。
それにも関わらず、戦線崩壊しない安定度はさすがの一言。
位置取りとか役割とかでしっかりと活躍できていたって事ですね。
こうやってベテランになってくるんだなーとしみじみ感じました(ベテランの基準がおかしいですが)。
逆に、ウィザードの呪文がめちゃくちゃ走っていました。
特にd12であれだけ二桁を出すと強い。
ローグはやはり情報も戦況もコントロールできていました。

初戦終了までに時間を使いすぎたため、後半はかなり駆け足になってしまいました。
結果としては疾走感を感じてもらえたものの、もっとてきぱき回せたらとは思いました。
途中の敵に関しては、バランスと時間を見て個別戦闘できるように組んでいました。
戦闘だけでなく、途中のイベントも色々削ったり混ぜたりしています。

今回は「チカライド」ということで地下にこだわりました。
ギミックである大岩、でかいアース・エレメンタル、間欠泉、秘密の横穴などは、エアライドコース「ケイビオン」にインスパイアというかオマージュしたってことにしてほしいです。
ウエライドの「洞」ではトロッコが上を交差するなどですね。
そして「ロードトリップ」には、キノコ渓谷やオサキマックラ洞があります。
このオサキマックラ洞で手に入れることができるマシンが「ヴァンパイアスター」と「デビルスター」。
今回の敵選定はここから来ています。

キノコとの交渉はうまくいったのでそのままでしたが、一応色々な余地を残していました。
キノコ系のクリーチャーがRemaster版ではまだ少ないんです。
今回パーティーが入ってきて、Remasterにいないモンスターが多数出てたことを考慮し、パーティーと絡んでおくとRemaster外のクリーチャーが入る余地が出てきて菌類クリーチャーも多く出て、キノコ王国が復権できる……かも。
といった交渉材料を用意していたりしました。

全てではないですが、結構 タイトル回収できたので満足です。

チカライド
力井戸   筋力戸板で
血から井戸 血痕が井戸へ
力移動   手押しトロッコ
地下ライド 地下でトロッコに
地から異土 色の違う最終ステージ
地から移動 伝説のUMA、ハイドラことブレイ

だからダーじゃなかったんだ。どうでもいいわ。
ありがとうございました。

●その他
今回頑張ってネタを絞り出しましたが、シナリオ、キャラクターシート、サンプルキャラクター、イベント準備と全てが中途半端なまま進めてしまったこともあってすべてが中途半端。
次回までにはどれかに集中して、仕上げる方向で行きたいなと考えています。
現時点では、今後のためにシートやサンプルキャラクターを優先的に絞ろうかと考えています。

●イベントに関して
既報ですが、8月は開催中止となっています。
せっかくの夏休み期間に開催できないのは残念です。
7月は通常通りの開催ですので、ぜひ参加よろしくお願いします。

ではでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●ここからはAIに対する愚痴(スルー推奨)
今回のシナリオとサンプルキャラを作成するにあたって、AIを利用しました。
使ったのはNotebookLM。しかも有償で! お金払ってまで!
(※とは書いていますが、ストレージ不足解消が主目的)

さてこのNotebookLMですが、春先までは ソースに指定した p2rdj@wiki 内をちゃんとクロールしてくれていたのです。
しかし最近になってセキュリティのためNotebookLMのクロールを弾くようになったようです。
個別ページを指定すると読んでくれるのですが、ソース指定数も文章も多いためうまくいかなくなりました。
このクロールが弾かれるのはかなりつらいです。

他のどのAIを使っても、特にシナリオに関しては私が求めるものは吐き出しません(当たり前ですが)。
もちろんこんなシナリオをAIが吐き出すようになったら本当に世も末だとしか言えませんが。
ある程度必要な情報を指定して、調査とまとめでの利用をようとしたのですが……プレイ中に使うモンスターへのリンクすらまともに貼れず、間違えていると何度指摘しても直せないという状況。
本当に何度指摘しても一度も直さない。
リンクを貼るためのモンスター名も入った、MC1やBeasteryのインデックスページを示したにも関わらずできないというがっかり感。
これが金払ったAIのレベルか? 大丈夫なのか?

余計な時間をかけてしまい、今回の準備もかなり遅れてしまいました。
本当はキャラクターシートをもう少し見やすく作り直して、そこにサンプルキャラクターを入れ込もうと考えていたのですが、間に合いませんでした。

AIのいいところは褒めてくることと謝ること。
誤ることは困る。
AIが機能する未来は、まだまだ先の未来のようですね。

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